１９８９年６月の測定結果 　　平均　　０．０３５ｐｐｍ
　測定ごくろうさまでした
各々の測定値は裏面にありますが、参加は五団体と新聞や広報をみて参加してくださった個人のかたがたで、合計１５５ポイントで測定しました。
６月６〜９日の測定日の天候は梅雨入り前で前半は晴れ、後半は雨でした。結果は予想通り幹線道路沿いは冬期と変わらず高かったのですが、 住宅地は思ったほどきれいになっていませんでした。(通常夏季は1/2〜1/10くらい下がる)
ワースト３は
@松ヶ谷トンネル東出口 ０．１０２ｐｐｍ
A２０号八幡町交差点 ０．０７８ｐｐｍ
B山田町パス停 ０．０７７ｐｐｍ
でいずれも環境基準値をこえています。
　今世界的に地球の環境悪化が叫ばれていますが、私たちの足元の大気汚染もますます気になるところです。 経済効率優先、便利大好きの今の社会が生み出す空気の汚れは、どうやったらきれいになるのか、考えてゆかなければなりませを。
イラスト１ 緑の大気浄化 イラスト２
　立川にある東京都農業試験場で６月７日に開かれた"樹木の大気浄化と都市の緑を考える集い"で緑の効用を知りました。
　植物の葉は光合成を行ないＣＯ2を吸って大気中に出すと同時に大気汚染物質をも吸収します。 高さ１０ｍのケヤキ１本(葉の面積、畳約圧６０枚分)で１日に２．３ｇのＮＯ2を吸収します。 これは乗用車１台が９．２ｋｍ走った時の排出ＮＯ2量に相当します。 幹線道路２００ｍで発生するＮＯ2は、巾１０ｍの緑地帯を両わきに作っても、数％しか吸収されません。 残りのＮＯ2は光化学スモッグや酸性雨のもとになるのでしようか。
緑の大気浄化
●以前から関心を持っていた環境問題に、少しでも自分の手で何か出来たらことを嬉しく思っております。 これからも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

●東西にのびている道路も、南北の高尾街道の渋滞により、随分混むようになってきている。 車が渋滞する時間が、長くなっているようだ。

●ダンプが沢山通りますので、汚染がひどいと思われます。

●数年前に環境基準の緩和を国会で決めた責任をはっきりさせて(自民はもちろん、それに協力した政党) 少なくとも前の環境基準にもどさせましょう。
 測定結果