市内全域に汚れが広がった!

 市内231ポイントの平均 0.049ppm
  (1990年12月に次いで2番目に最悪)
測定日  12月2日〜5日
天気   晴れ
風速   1日の平均1.5〜1.7m
今年の測定日も天気は良く、風は弱く、大気汚染にはとても悪い気象状況でした。 結果も裏面データにあるとおり、市内全体に汚染が進み、私達の測定の中では昨年12月(平均0.054ppm)に次ぐものでした。
今回のワースト3
@椚田町314北野街道 0.115ppm
A新浅川橋16号交差点 0.110ppm
B八幡町交差点 0.101ppm
@は工事のためトラックの出入りのとても多い所です。
A、Bは交通量の多い幹線道路で慢性的に汚れています。
また今回、汚れの気になるのは、静かな住宅街のはずの南陽台とめじろ台で意外と汚染が進んでいることでした。 いずれの住宅街も車が通り抜けるからでしようか。

●あなたの測定値を赤で記入して下さい
グラフ1

大勢の参加をありがとう比色分析会
12月15日浅川市民センターで比色分析しました。 参加者は個人参加者3名・片倉台自治会・南陽台自治会・新婦人・杏林大・生活者ネット。 この日、比色分析の前に杏林大学保健学部生物部の皆さんの「大気汚染と健康調査」と題する研究発表がありました。 杏林大の学生を対象にしたそのアンケート調査の結果によると、環境基準程度の大気汚染と健康障害・ストレスの大きさには相関性がなく、 生活が不規則な人と健康障害・ストレスの大きさとの相関性は高いそうです。 若い学生ならではの視点の研究報告でした。今後は増え続ける花粉アレルギーや喘息と大気汚染の影響などもいっしょに調査していけたらと思います。

みんなの声

・娘が端息気味、私の自転車通動時の排ガスの吸い込み・・・不安です。 宅配便等の使利さを享受する生活、トラックの減少、色々考えます。

・この辺りは昨年京王線が高架になり、旧線路跡に新道工事中です。 完成後は車の流れが変わると思われます。測定値に変化が出るかどうか要観察です。

・今年も面白い結果が出ると思います。同じ敷地で家を挟んで道路側と庭、エッ!と思う程違う数値です。 それと区画整理の空地のあるなし・・・びつくりしています。