測定ご苦労様でした

 今回の測定は、これまでの連続3日間から1日間(6月5〜6日)に変更しました。ただし希望者h6月3日から6日の3日間測定しました。
 5日夜は晴れ、6日昼は4oの雨、平均風速は2.3メートル北の風でした。
 全体の測定数は214個所で、平均値は0.029ppmと比較的きれいな状態でした。原因としては降雨のためとも考えられます。
 今回のワースト3は以下のとおりです。16号バイパスと16号線がともに環境基準上限付近でした。
北野町590 16号バイパス 0.066
片倉町 片倉交差点 16号 0.062
片倉町 れんが亭前 16号 0.059

 また道路種別の平均値はいずれも昨年6月の測定値を下回っていました。
(単位はppm)
 幹線道路その他道路道路以外二階以上
中央部 0.0410.0300.0240.027
北野・由木方面 0.0430.0290.0270.024
高尾方面 0.0290.0220.0210.026
陣馬方面 0.0300.0240.023 
学校   0.030 
全体 0.0380.0270.0270.026

全平均値 0.029


  アイドリングストップ
          効果があるの?


 アイドリングストップについて、こんな声が聞こえてきます。 東京都環境科学研究所では、交差点のアイドリングストップによる窒素酸化物削減効果についてシュミレーションを行い、6月に発表しました。
 *全車がアイドリングストップをした場合、交差点から200m以内のNOx削減効果は平均6.6%である。
 *対象をバス、トラックに限定すると平均6.9%の削減効果となる。
 *ディーゼル車のトラック、バスが25秒以上の停車時にアイドリングストップすると、都内全域で43億円の軽油が節約できる。
 NOx削減計画(単体規制、車種規制)がなかなか進まないとの現状では、アイドリングストップは規制効果と同じ位有効であり、燃費も節約できることがわかります。
 クロネコヤマトでは宅配車の盗難防止のためにアイドリングストップを励行させたところ、燃費節約に大きな効果があったため今ではアイドリングストップがすっかり定着しています。
 さて、あなたもアイドリングを止めてみませんか!

 大気汚染測定調査運動
  東京報告集会のお知らせ

 10月4日(土)午後1時〜5時
       渋谷区立消費者センター
     渋谷駅東口下車徒歩5分 Tel 3406-7641
   スライド「どうなる?どうする?地域温暖化」
   講演「ゴミとダイオキシン」中村悟郎
   測定結果報告・経験交流など