測定ご苦労様でした
測定日:12月3日〜4日(または1日〜4日)
天気:2日から天気がぐずつき、3日午後から雨は夕方には観測史上最も早い積雪となりました。4日には晴れました。
平均風速:1.5m/s(4日)、2.2〜2.4m/s(2,3日)
全体の測定数は296ヶ所、平均値は0.033ppmでした。この中には八王子南道路計画に関連した狭間町紅葉台団地、館町団地、16号バイパス沿いの片倉台団地の組織的な測定が含まれています。また市立第七小学校の5年生20人も参加しました。
 今回は八王子全体できれいでした。2日〜3日には、測定数は少ないですが例年通りの汚れを示していたので、3日の雨や雪のためでしょうか。 何人かの方が予測されていました。八王子市の測定値は3日間とも大きな変化は見られませんでした。
今回のワースト5は以下のとおりです。
北野町59016号バイパス0.080
越野大竹橋交叉点野猿街道0.070
中野山王3-6 0.067
上柚木1030 0.065
元横山町320号バイパス0.060

地域別・道路別平均値     (単位はppm)
 幹線道路その他道路道路以外二階以上
中央部 0.0490.0380.0320.037
北野・由木方面 0.0470.0350.0320.026
高尾方面 0.0380.0290.0300.032
陣馬方面 0.0390.0290.0230.031
学校0.035
全体 0.0440.0310.0300.030

葉っぱ

川崎公害訴訟その後
 工場の排煙などによる大気汚染が改善されたとして、国は喘息患者らの公害病認定を1988年に打ち切りましたが、 川崎市は昨年12月に自動車排ガスが原因と見られる喘息患者らを新たな公害病患者と認定し、独自の制度で医療費を補助する方針を固めました。 これは昨年8月、大気汚染の主原因が自動車排ガスであるとして国などの責任を認めた判決を受けた措置で、 排ガスによる健康被害が初めて公費で救済されることになりました。
 また建設省は「沿道環境改善の道路整備方針」を初めて作り、約3600億円を投資して、2010年ごろの環境基準達成を目指します。 バイパス、市道の整備の他、公害発生源の一つである産業道路の車線を両側で一つずつ減らして植樹帯とする、 国道1号などの歩道を広げたり植樹帯を作ることも含まれています。