測定ご苦労様でした
測定日:12月2日〜3日(11月30日〜の測定はデータ面・印です)
天気:2日は曇りで西よりの風でしたが、夕方から雨になりました。3日の降雨量は50ミリを越えました。これは2日から3日にかけて、日本海を発達した低気圧が進んだ影響で、大雨洪水警報が発表されるほど強い雨でした。風も強く、南よりの風が最大風速10mにもなりました。雨の中のカプセル取り付け、ご苦労様でした。 測定値は昨年の12月より少し高めとなりました。
 有効測定数は281ヶ所、うち210ヶ所の測定値をデータ面に示しました。

地域別・測定環境別平均値

(単位:ppm)
 幹線道路その他道路道路以外二階以上
中央部 0.0370.0210.0230.021
北部 0.0350.0300.018
西部 0.0270.0220.0190.019
西南部 0.0310.0230.0200.024
東南部 0.0390.0230.0080.012
東部 0.0310.036 0.026

このほかに、自治会などの測定値は以下の表に示しました。

平均値全測定数
紅葉台自治会 0.02421
館町自治会 0.02213
南陽台自治会 0.027 2
北野町会 16号バイパス沿い 0.04813
その他道路 0.03212
道路以外 0.034 2
片倉台自治会 0.02229

ワーストランキングは以下の通りです。

 16号バイパス沿いは2009年12月の測定値より高くなっています。
 16号バイパスの交通量が増えたためでしょうか。ともかく、トンネル内部並みの汚れを示しています。
@北野町524 16号バイパス 0.078
A北野町JR高架下側道 16号バイパス 0.070
B堀の内第三トンネル内 0.069
C堀の内第一トンネル内 0.066
D堀の内第二トンネル内 0.066

測定に参加して

 12月2日から3日にかけて、雷を伴う強い雨が降ったので、測定値に対する影響を考える方が沢山いらっしゃいました。「大気汚染測定運動東京連絡会」によると、『都内全体の測定局のNO2平均値と風の変化を時系列でグラフにすると、雨の影響もあるが、翌日の強風で取り付け時から比べると取りはずし時は、1/5に減少している』とのことでした。
 上壱分方の○○さんは、「四谷交差点を避けるために陣場街道から松木住宅を抜けて高尾街道に行く車で自宅付近の交通量が増えている」とのことです。陣場街道西寺方の交通量は、八王子市の測定よると平成20年12月には15,750台/日でしたが、平成21年11月の測定では17,292台/日になっています。また絹ヶ丘の○○さんは「団地内は信号が無いので、速度制限30キロ/時なのに、朝と夕方に通り抜けの車が多い」とコメントしています。