八王子大気汚染測定ニュース No31
2003
3.2
  測定ご苦労様でした
測定日:12月5日〜12月6日(12月3日〜の方も有ります★印)
天気:4日は市内全域で雨(12〜18mm)でした。5日〜6日は曇りでしたが暖かく、南から西の風、平均風速は1.3〜2.7m/sでした。
 全測定数は264ヶ所、うち192ヶ所の測定値をデータ面に示しました。
 地域別・測定環境別の平均値は以下のとおりです。
昨年はだいぶきれいな値でしたが、今年は一昨年並みの汚れを示しています。
 幹線道路その他道路道路以外二階以上
中央部0.0590.0340.0290.030
北野・由木方面0.0460.0280.0270.031
高尾方面0.0400.0300.0240.034
陣馬方面0.0400.0290.022 
学校0.033   
このほかに、町会ごとの測定値を示しました。
  平均値測定ヵ所数
紅葉台自治会メッシュ測定0.02516ヵ所
北野町会16号バイパス沿い0.05813ヵ所
その他道路0.05111ヵ所
道路以外0.0342ヵ所
片倉台自治会団地内道路0.03429ヵ所
 北野町会では16号バイパスを中心に測定を続けています。 測定値は下記のように、毎回ワーストランキングに登場しています。 16号バイパスは、片倉台団地内を有料道路八王子バイパスとして通過したあと、 打越交差点から北側部分では無料、そして交通量は5万台以上と5割以上も増え、 大型車混入率は26%となっています。
北野町50116号バイパス0.084
北野町59216号バイパス0.083
打越常時観測所東16号バイパス0.081
追分交差点20号・陣馬街道0.060
丸山町側16号0.072

みんなの声
 今回も交通量の変化についてご意見が寄せられています。 「南陽台では、東京薬科大学の先のトンネルが開通したので交通量が増加した」との報告がありました。また整備が進むみなみ野では、「横浜方面とめじろだいを結ぶ交通量が増えた」としています。めじろ台の高専通りでは、朝からダンプカーが走るのが目立ちます。  また、多摩ニュータウンで高層マンションが建つようになり、地域への影響として、出入りする車の増加を心配している方もいらっしゃいます。  また西寺方町では、「近道を抜ける車が多いために、信号が新しく作られ、また交通量が増えた」とのことです。
大気汚染測定結果報告集会
4月5日(土)午後1時〜5時
渋谷区立消費者センター(03-3406-7641)主催:大気汚染測定運動東京連絡会
東京2Kmメッシュ測定結果
測定結果

環境調査の授業
 公立の小中学校では2002年4月から総合的な学習が導入され、環境調査を実施する学校も増えてきました。この12月には昨年についで2度目の城山小学校の6年生全員がNO2濃度と、酸性雨の測定を行いました。その結果はポスター発表するそうです。  甲の原中学校の3年生は興味に応じて、ごみ問題などいくつかのグループに別れました。NO2測定のグループ15名は中野町、谷野町周辺を測定し、その結果を発表会で報告したそうです。  NO2の測定法は簡単で誰にでもできます。私たちも方法や授業のレシピなどをホームページに掲載して、利用しやすくしたいと思っています。

八王子の酸性雨測定結果
2002年1月〜12月 出現回数頻度分布
pH〜3.83.9〜4.24.3〜4.64.7〜5.05.1〜5.45.5〜5.85.9〜6.2
回数21714131642
          pH5.6以下が酸性雨です

東京大気汚染裁判では
 昨年10月29日の、東京地方裁判所における判決は、国・東京都。道路公団の加害責任を認めるものでした。しかし被告の自動車メーカーに対しては、公害を防止すべき社会的責任があるとしたものの、法的な責任は認めませんでした。  東京都は「控訴はしない。自動車排ガス規制強化と被害者救済が必要。国も控訴すべきでない。メーカーの費用負担も含めて、国による健康被害者救済制度の創設を求める」としています。  東京大気汚染裁判原告団では、大気汚染被害者の救済制度創設を求める請願要請署名を集めています。用紙を同封しましたのでご協力をお願いいたします。  また東京都では、環境確保条例に基づき、今年の10月からディーゼル車規制が始まります。規制対象車は最新規制適合車への買い替え、粒子状浮遊物質減少装置(DPF、酸化触媒)の装着が必要になり、これらに対する支援制度を作っています。しかし、乗用のディーゼル車は除かれ、また規制対象車でも新車登録から7年間は走行できるなど、問題は残っています。
八王子
大気汚染
測定ネット
事務局:八王子生活者ネットワーク
八王子市南新町14−1
電話:23−8802