測定ご苦労様でした
測定日:6月4日〜5日(6月2日〜の方も有ります・印)
天気:6月2日は晴れ、3日は曇り時々雨、4日は曇りで気温は平均20℃、南よりの風が吹いていました。 5日は南岸沿いに前線が停滞して梅雨のはしりのようなぐずついた天気で、気温は約18℃、南南東の風平均1.2m/sec、 日中は弱い雨が降り続きました。雨の影響はどう現れているのでしょうか。
有効測定数は253ヶ所、うち211ヶ所の測定値をデータ面に示しました。

地域別・測定環境別平均値

単位:ppm
 幹線道路その他道路道路以外二階以上
中央部0.0570.0340.0330.029
北部0.0480.0370.0230.077
西部0.0370.0280.0190.024
西南部0.0370.0240.0170.027
東南部0.0520.036 0.028
東部0.0480.0430.0240.028

このほかに、自治会などの測定値は以下の表に示しました。

平均値全測定数
紅葉台自治会 0.01621
館町自治会 0.02813
南陽台自治会 0.032 2
北野町会 16号バイパス沿い 0.06913
その他道路 0.04012
道路以外 0.028 2

ワーストランキングは以下の通りです。

 16号バイパスは交通量が多いので、トンネル内部並みの空気の汚れを示しています。
@堀の内第一トンネル   0.092
A北野町536−1 16号バイパス 0.088
B北野町596 16号バイパス 0.083
C大和田小交差点南東角 16号バイパス 0.081
D小田野トンネル中央部 都道61号 0.081

測定に参加して

 「測定時間中はほとんど雨だったので測定値は低くなると思う」、「ほぼ24時間雨だったので、どんな数値が出るか?」と雨と大気汚染の関係に興味をもたれた方がいました。 結果は、雨天でもきれいにはなっていなかった、ということでしょうか。 「今年の春は花粉や黄砂、排気ガスなどで空気が悪くマスクをすることが多かった。梅雨に入り、ほこりもおさまりホッとしている」と「ほこり」については雨は良い効果をもたらしているようです。 また「小津街道は雨で砕石運搬ダンプカーの通行が無い」という効果もあるようです。
 また「2〜3年の間に中高層マンションが建設されて自動車の通行が激しくなっています」と松木の方、「朝夕の通勤の交通量が多いのが気になる」、「八王子南口開発の工事車両が多い」という報告もありました。
 このたびの高速料金1000円については「高速道路の通行料を下げて二酸化炭素を増やしてやりきれない思いでいっぱいです」と憤っている方、ご自身の体調が思わしくなく「温暖化のことや孫が大きくなってからどんな世の中になるのかとても心配です」と訴える方、どちらも長く測定を続けている方の感想でした。